二十四世住職 菅原 元夫
開創 天文3年(1534年=室町時代〈戦国時代〉)
開山 北秋田市綴子 寶勝寺四世 大岫玄修大和尚(寶勝寺末)
(寺伝)
当寺は、天文3年(1534年)に、北秋田市綴子の珠光山寶勝寺四世大岫玄修大和尚様により開創されたと伝えられています。
当寺の開山様は、寶勝寺より足利の長林寺の住職となり、退隠後、常陸の常明寺に入られています。また二世、三世様も常明寺に転住していることなど、様々な資料から、当初は北関東に強くご法縁があったようですが、開創の由来と開基については不明です。
御本寺寶勝寺とのご縁を今に残しているのが、山号寺号です。寶勝寺はご本尊様に開創当初より「延命地蔵菩薩様」をお祀りなさっています。このご本尊様の仏縁により「護法山延命寺」という山号寺号をいただいたと伝えられています。
当寺の伽藍は、今より約200年前の文政時代に焼失し、約30年後の安政時代、十九世の代に再建されました。しかし、昭和59年再び火難により焼失、翌昭和60年、二十三世の代に再建されました。現在の伽藍は、焼失より難を逃れた山門、鐘楼堂、地蔵堂と、再建された本堂、位牌堂、庫裡に増改築を重ねたものです。
〇当寺の仏様
・本堂 正 面 釈迦三尊(釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩)
西室中 延命地蔵菩薩 不動明王尊
東室中 阿弥陀如来 文殊菩薩
・本堂 入 口 賓頭盧尊者
・位牌堂 正面 薬師如来 聖観世音菩薩
・本堂玄関両脇 仁王
・境内 地蔵堂 六地蔵尊
山門脇 愚痴聴き地蔵尊
〇行事 ・涅槃会 ・春秋彼岸会 ・お盆供養会 ・大晦日の鐘
〇教化行事 ・両大本山参拝旅行
〒018-5141 秋田鹿角市八幡平字谷内100
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