二十六世住職 池田 道喜

当本尊 釈迦牟尼佛
創立 天正5年 4月8日 西暦1577年
開基 青山庄左衛門昌良
開山 群馬県渋川市 十一世 大和尚

(寺伝)
 開基の青山庄左衛門昌良は富山県滑川出身の鉱山師。奥州に下向し鉱山開発をする折、雙林寺十一世の自然玄悦大和尚を拝請し、小真木鉱山(白根金山)の一角に隆昌寺を創建したのが歴史の始まり。
 鉱山最盛期にはという末寺を抱えるまで発展したが、その衰退に伴い寺も衰微し、延宝3年(1675)小枝指又左衛門(花輪の代官)、児玉善四郎、青山金右衛門その他数名により隆昌寺を請して現在地へ移転した。
 ところが、その後まもなくの元禄年間、火災により伽藍を焼失する。再建にあたっては、末寺の泉昌寺のご本尊(江戸初期の作)を遷座させ、泉昌寺を廃寺とした。寛政7年建立。  それから186年後の昭和56年、二十五世佐藤全達大和尚・護持会長児玉隆吉氏の在任時に一念発起し、老朽化した伽藍を新築して現在に至る。
境内には地域の豪農で、大正から昭和初期にかけ武道で全国に名を馳せた児玉高慶氏の碑がある。

隆昌寺
隆昌寺

〒018-5202 秋田県鹿角市花輪字八幡館101

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